高知近代史研究会第121回研究会 大江卓と中江兆民ー天衣無縫のヒューマニズム

高知近代史研究会第121回研究会「大江卓と中江兆民――天衣無縫のヒューマニズム」を開催します。
高知近代史研究会会員以外の方も御聴講いただけますので、ぜひお気軽に御参加ください。

【趣旨】
同じ年に土佐に生まれ幕末から明治維新という時代を生き、それぞれ変革の道筋を示した大江卓と中江兆民。彼らは人間の普遍的本質をどのように理解し、世界で生きる新しい日本人像を描いていたのでしょうか。二人のユニークな生き方を探りながら、今日的意義を考えます。
前半は『大江卓の研究』で第33回高知出版学術賞を受賞した大西比呂志氏及び、『兆民先生 他八篇』(幸徳秋水著、岩波文庫)でのわかりやすい解説が評判の梅森直之氏による講演を、後半はシンポジウム形式の討論を行います。また当日は、最近発見された二人の交流を示す新資料も御紹介します。

【日時】
令和7(2025)年2月15日(土) 13時30分~16時

【会場】
高知市立自由民権記念館 1階 民権ホール

【講師紹介】
大西比呂志 氏
フェリス女学院大学名誉教授。専門は政治学・政治史。主な著書に、『大江卓の研究-在野・辺境・底辺を目指した生涯』(芙蓉書房出版、2023年)、『伊沢多喜男-知られざる官僚政治家』(朔北社、2019年)。

梅森 直之 氏
早稲田大学政治経済学術院教授。専門は日本政治思想史。主な著書に、幸徳秋水著・梅森直之校注『兆民先生 他八篇』(岩波文庫、2023年)、『初期社会主義の地形学-大杉栄とその時代』(有志舎、2016年)。

【タイムスケジュール】
13時30分~ 
ごあいさつ
13時40分~14時10分 
講演1 大西比呂志 氏
「大江卓-在野・辺境・底辺を目指した生涯」
14時15分~14時45分 
講演2 梅森 直之 氏
「中江兆民-理想と時世の空隙にあそぶ飄逸の知識人」
14時45分~15時 
休憩
15時~15時50分 
シンポジウム・討論
16時     
閉会

【オンライン配信について】
本講演会はオンライン(ZOOM)配信を行います。
オンラインでの聴講を御希望の方は下記URLより講演会当日正午までにお申込みください。
https://apply.e-tumo.jp/city-kochi-kochi-u/offer/offerList_detail?tempSeq=13106

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