立志社創立150年記念企画展
民権自由の幕開け
明治が始まって間もない頃、日本にまだ国会や憲法はなく、そこで暮らす人々も、大半は「政治」を自分たちには関係ないものと考えていました。そんななか、明治7(1874)年に板垣退助や後藤象二郎、副島種臣らによって政府左院に民撰議院設立建白書が提出されます。これは、政治が一部の人の意見だけで決まることを批判し、民撰議院の設立によって国民の意見を反映して政治を行う必要がある、と訴えるものでした。また、同年高知に帰郷した板垣は同じ志を持つ仲間で団結するため「立志社」を創立します。立志社は、のちに演説会の開催や新聞・雑誌の発行など様々な手段を用いて自由民権運動を高知へ、そして日本全国へと広めていきました。
本企画展は令和6(2024)年がこうした自由民権運動の幕開けから150年の節目であることを記念し開催するものです。
期 間 :令和6年9月14日(土)~令和6年11月24日(日)
時 間 :午前9時30分~午後5時
会 場 :2階 特別展示室(要観覧券)
1階 自由ギャラリー(入場無料)
休館日 :月曜日。祝日の翌日。祝日が月曜日と重なる場合にはその翌日。
(土・日・祝日は開館)
無料観覧日:9月16日(月・祝)、10月19日(土)、11月3日(日)
※観覧料 個人320円 団体(20人以上)250円/1人(常設展・企画展共通)
高校生以下、65歳以上、療育手帳、身体障害者手帳及び精神障害者保健福祉手帳所持者と
その介護者1人は無料
※9月14日(土)、10月5日(土)、11月16日(土)には各日 午前11時/午後4時から30分程度の
担当学芸員による展示解説を行います。参加される方は、常設展・企画展共通観覧券をお買い求め
の上、2階特別展示室にお越しください。
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